関節症・ひざの痛みについて

関節症疾病の総患者数は?

日本全国の関節症疾病総患者数総患者数(傷病別推計)とは、調査日現在において、継続的に医療を受けている者(調査日には医療施設で受療していない者も含む)の数を次の算式により推計したもの。 総患者数=入院患者数+初診外来患者数+再来外来患者数×平均診療間隔×調整係数(6/7)


(A)厚生労働省:平成26年 患者調査 「閲覧第 95表 総患者数,性・年齢階級 × 傷病中分類別 」より

関節症の外来受診率は第5位

外来受診率(10万人対)1日あたり、人口10万人に対して191人が関節症で通院している。
関節症による外来受診率は全体の第5位であり、その数値は年々増加傾向にある。


(B)厚生労働省:平成25年我が国の保健統計「1-5 主な傷病の受療率(人口10万人対) 平成23年10月現在」より

65歳以上女性の3人に1人は関節痛に悩んでいる

65歳以上の有訴者率上位5位(10万人対)

手足の関節の痛みを訴える人は、男女ともに40代後半世代では5位であるが、65歳以上では男性で4位、女性で2位と、高齢になると割合も順位も上がっている。また、「手足の関節が痛む」人の割合は女性の方が男性に比べて約1.6倍も多い。(65歳以上で比較)

(C)厚生労働省 :平成25年国民生活基礎調査 概況 「第9表 性・年齢階級・症状(複数回答)別にみた有訴者率(人口千対)」より

いつごろからひざに痛みを感じはじめましたか?

ひざに痛みを感じはじめた年齢ひざの痛みのある方々の約半数が40代?50代で痛みを感じ始めている。


(D)科研製薬株式会社・生化学工業株式会社:「ひざの痛みと対処法に関するアンケート調査」より(有効回答=800)

ひざが痛くてつらいことは何ですか?(複数回答)

ひざが痛くてつらいこと

ひざが痛くてつらいのは、「階段の上り下り」(51.9%)が最も多く、次いで、「和室での生活」(28.4%)、「遠くへの外出」(17.8%)。「いつも痛い」人は、「車の乗り降り」や「掃除」「買い物に行くこと」ですら10 数%の人がつらいと感じ、日常生活に支障をきたしている。

(E)科研製薬株式会社・生化学工業株式会社:「ひざの健康に関するアンケート調査」より(有効回答=740)

ひざの痛みを和らげるために何をしていますか?(複数回答)

ひざの痛みを和らげるために何をしていますか?(複数回答)病院で治療を受けると回答した方は約30%のみ。安静にする、または我慢すると回答した方は35%もいた。また、ひざの痛みを和らげるための対処法の選択理由は、約半数の方が「なんとなく」という回答であった。


(D)科研製薬株式会社・生化学工業株式会社:「ひざの痛みと対処法に関するアンケート調査」より(有効回答=800)

人工関節について

人工関節にはどんなタイプがある?

人工関節の部位別手術割合部位別に人工関節手術の割合を見ると、膝関節が約56%、股関節が約40%。ひざと股関節の人工関節手術合計で、全体の約96%を占めている。


(F)㈱矢野経済研究所「2016年版メディカルバイオニクス(人工臓器)市場の中期予測と参入企業の徹底分析」のメーカー出荷ユニットベースをもとに関節ライフが手術件数として作成

日本とアメリカにおける人工関節手術数の比較

人工関節置換術の手術数(1万人対)

人工関節について、アメリカは先進国といわれている。人口一万人対比の人工関節手術数を見ると、膝関節では日本の約3.5倍、股関節では約3.6倍もの人工関節手術が行われている。


下記のデータをもとに「関節ライフ」が算出・作成
(F)(株)矢野経済研究所「2016年版メディカルバイオニクス(人工臓器)市場の中期予測と参入企業の徹底分析」
(I)総務省統計局 より

どのくらいの人が人工関節手術を受けている?(膝関節)

人工膝関節手術件数の推移

人工膝関節手術の件数は、年々増加傾向にあり、約10年間でおよそ1.8倍に増えている。また、部分置換型の手術件数も増えており、これらの傾向は今後も続くと見られている。

(F)㈱矢野経済研究所「2016年版メディカルバイオニクス(人工臓器)市場の中期予測と参入企業の徹底分析」のメーカー出荷ユニットベースをもとに関節ライフが手術件数として作成

どのくらいの人が人工関節手術を受けている?(股関節)

人工股関節手術件数の推移

人工股関節手術の件数は、年々増加傾向にあり、約10年間でおよそ1.8倍に増えている。また、この傾向は今後も続くと見られている。

(F)㈱矢野経済研究所「2016年版メディカルバイオニクス(人工臓器)市場の中期予測と参入企業の徹底分析」のメーカー出荷ユニットベースをもとに関節ライフが手術件数として作成

シニアライフについて

シニアライフでやりたい、計画していることは?(複数回答)

シニアライフでやりたい、計画していることは?

旅行と答えた人が男女ともほぼ同数で、8 割以上(81.9%)に達した。女性の3人に1人は、「体力づくり」にも興味を持っており、元気で活動的でいたいと感じている。

(E)科研製薬株式会社・生化学工業株式会社:「ひざの健康に関するアンケート調査」より(有効回答=1175)

シニアライフを楽しむために不可欠なのは?(複数回答)

シニアライフを楽しむために不可欠なのは?(複数回答)男女ともに不可欠なものとして第一にあげているのは「健康」。約7割の方が、健康であってこそ、楽しいシニアライフが過ごせると考えている。


(E)科研製薬株式会社・生化学工業株式会社:「ひざの健康に関するアンケート調査」より(有効回答=1175)

健康寿命を延ばすことが大切

日本人の健康寿命

健康寿命とは、心身ともに健康に過ごせる期間のことで、平均寿命から介護や支援が必要な期間を引き算した年数です。最新のデータ(2013年)では、平均寿命は男性80歳、女性87歳であり、健康寿命は男性71歳、女性74歳。つまり、男性では9年、女性では13年、自立して生活できない期間があることになり、長い人生をより楽しむためにはこの健康寿命を延ばすことが大切です。

(J)厚生労働省:平成25年簡易生命表「1 主な年齢の平均余命」
(K)厚生科学審議会 (健康日本21(第二次)推進専門委員会)  厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会「健康日本21(第二次)各目標項目の進捗状況について」

関節をいたわることは自立した生活につながる

“要支援”・“要介護”となった主な原因疾患

要支援や要介護、つまり、自立した生活ができなくなった原因として、5人に一人が関節疾患、または骨折・転倒(その多くが関節や骨が弱ることでおこる)がきっかけとなっています。関節・骨の痛みや疾患に、早期に適切な治療を受けることは、いつまでも自立して人生を楽しむことにつながります。

下記のデータをもとに「関節ライフ」が算出・作成
(L)厚生労働省:平成25年国民生活基礎調査 概況 「第14表 要介護度別にみた介護が必要となった主な原因の構成割合」より