関節の痛みについて
総患者数(傷病別推計)とは、調査日現在において、継続的に医療を受けている者(調査日には医療施設で受療していない者も含む)の数を次の算式により推計したもの。
総患者数=入院患者数+初診外来患者数+再来外来患者数×平均診療間隔×調整係数(6/7)
(A)厚生労働省:令和5年患者調査結果より
1日あたり、人口10万人に対して146人が関節症で通院している。
関節症による外来受診率は全体の第7位であり、その数値は年々増加傾向にある。
(A)厚生労働省:令和5年患者調査結果を基に関節ライフが作成
65歳以上で手足の関節の痛みを訴える人は、男性で4位、女性で2位と、高齢になると割合も順位も上がっている。また、「手足の関節が痛む」人の割合は女性の方が男性に比べて約1.6倍も多い。(65歳以上で比較)
(B)厚生労働省 :令和4年国民生活基礎調査 概況 「第9表 性・年齢階級・症状(複数回答)別にみた有訴者率(人口千対)」より
人工関節について
部位別に人工関節手術の割合を見ると、膝関節が約54%、股関節が約42%となっており、膝関節と股関節の人工関節手術を合わせると、全体の約96%を占めている。
※厚生労働省 第1-9 回NDB オープンデータ(レセプト情報・特定健診等情報データベース)
平成26年4月 – 令和5年3月診療分
※厚生労働省 第1-9 回NDB オープンデータ(レセプト情報・特定健診等情報データベース)
平成26年4月 – 令和5年3月診療分
※厚生労働省 第1-9 回NDB オープンデータ(レセプト情報・特定健診等情報データベース)
平成26年4月 – 令和5年3月診療分
シニアライフについて
健康寿命とは、「心身ともに健康に過ごせる期間」のことで、平均寿命から介護や支援が必要な期間を引き算した年数です。最新のデータでは、平均寿命は男性81歳、女性87歳であり、健康寿命は男性73歳、女性75歳。つまり、男性では8年、女性では12年、自立して生活できない期間があることになり、長い人生をより楽しむためにはこの健康寿命を延ばすことが大切です。
下記のデータをもとに「関節ライフ」が算出・作成
(C)厚生労働省:令和4年簡易生命表「1 主な年齢の平均余命」
(D)厚生労働省:令和3年第16回健康日本21(第二次)推進専門委員会 健康寿命の令和元年値について
要支援や要介護、つまり、自立した生活ができなくなった原因として、4人に一人が関節疾患、または骨折・転倒(その多くが関節や骨が弱ることでおこる)がきっかけとなっています。関節・骨の痛みや疾患に、早期に適切な治療を受けることは、いつまでも自立して人生を楽しむことにつながります。
下記のデータをもとに「関節ライフ」が算出・作成
(E)厚生労働省:令和4年国民生活基礎調査 概況 「第13表 要介護度別にみた介護が必要となった主な原因の構成割合」より