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臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)
寛骨臼(かんこつきゅう)の形態異常や大腿骨頭(だいたいこっとう)の巨大化のために、寛骨臼が十分に大腿骨頭を覆うことができなくなる状態を指す。
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臼蓋形成不全の関連用語
寛骨臼(かんこつきゅう)
骨盤の外側、寛骨の中央部のカップ状の陥凹部。大腿骨頭(だいたいこっとう)とともに股関節を形成する。
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寛骨臼回転骨切り術(かんこつきゅうかいてんこつきりじゅつ)
成人の臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)に対して行われる手術法のひとつ。寛骨臼の臼蓋の一部を球状に切り取り、外側に回転するように移動させて、大腿骨(だいたいこつ)の骨頭(こっとう)を支えられるような臼蓋をつくる手術法。
RAO(Rotational Acetablular Osteotomy)」とも呼ばれる。
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臼蓋(きゅうがい)
寛骨臼(かんこつきゅう)の土手の部分。この部分の形成が生まれつき悪いと臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)となり、年齢とともに変形性股関節症になることがある。人工関節の固定の時もこの部分の骨がしっかりしていることが重要である。
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シャープ角(しゃーぷかく)
臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)の程度を診断するために、両股関節正面のレントゲン写真から計測する角度のひとつ。正常値は40度以下。
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CE角(しーいーかく)
Center-Edge Angle 股関節の臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)の診断に用いられ、正常値は25~30度以上。数値が少なくなるほど臼蓋形成不全が強い状態にある。
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大腿骨(だいたいこつ)
太ももの骨。
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