関節用語集関節用語集は、関節に関連する専門用語のデータベースです。

関節用語集 関節用語集は、人工関節に関連する専門用語のデータベースです。
 
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拘縮(こうしゅく)
関節の軟部組織関節包など)の短縮により関節が可動域制限を起こす状態のこと。拘縮の多くは骨折の後遺症、寝たきり、脳血管障害や脊髄損傷などの麻痺により、関節を長期間動かさない状態が続くことが原因。
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拘縮の関連用語
肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)
痛みと関節包の短縮(拘縮:こうしゅく)によって肩が動かしにくくなった状態。40歳代~60歳代に多く見られる症状のため、一般に五十肩と呼ばれている。加齢とともに関節を構成する組織が老化し、肩関節とその周辺に炎症が起きることが主な原因と考えられる。
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可動域(かどういき)
機能的な動作を行うために関節が動く範囲。「ROM(Range of Motion)」とも呼ばれる。 変形性関節症が進行すれば通常、可動域は減少する。その原因は、関節の変形〔骨棘形成(こつきょくけいせい)〕と筋肉拘縮(きんにくこうしゅく)である。人工関節置換術(じんこうかんせつちかんじゅつ)によって関節摺動面(かんせつしゅうどうめん)を整えても、後者のために正常の可動域に回復しない場合もある。
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関節包(かんせつほう)
関節を囲んでいる袋状の被膜(ひまく)で、外側は線維性膜(せんいせいまく)で、内側は滑膜(かつまく)でできている。
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軟部組織(なんぶそしき)
骨以外の組織。筋肉、腱、靭帯(じんたい)など。
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ハムストリング筋(はむすとりんぐきん)
大腿骨(だいたいこつ)後面(太ももの裏側)に位置する3つの筋群〔大腿二頭筋(だいたいにとうきん)=外側、半腱様筋(はんけんようきん)、半膜様筋(はんまくようきん)=内側)。膝関節の屈曲(くっきょく)をつかさどる。変形性膝関節症が進行するとこれらに拘縮(こうしゅく)が起こり、ひざが伸びなくなる(屈曲拘縮)。
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